元自営業主未経験者がスタートアップ企業で1年間働いてみた感想
元自営業主未経験者がスタートアップ企業で1年間働いてみた感想
12/16/2021
こんにちは。株式会社 1F8 の てる です。
今回は、私が弊社で働いて 1 年ほどが経ちますので、その振り返りと反省も含めて、これからエンジニアとして働かれる方やスタートアップで働くエンジニアに興味がある方に、私の経験をシェアさせていただきます。
目次
株式会社 1F8 について
株式会社 1F8 は社員 10 名以下のスタートアップ企業で、主に EC-Shop の WEB アプリケーション開発を行っています。
業務はすべてフルリモートで、週に 40 時間フレックスタイム制です。
また、基本的に通常は Discord というコミュニケーションツールで連絡を取り、会議の際は Google Meet を使っております。
技術的には、Javascript や React, TypeScript, AWS, Serverless framework などのモダンな技術を使っていることが魅力のひとつです。
また、基本的に社内で使われている言語は英語となります。
未経験エンジニアの主な3つの業務内容について
それでは、私が 1 年間で行ってきた業務内容についてご紹介していきましょう。
勉強・開発
はじめに、私のバックグラウンドについてですが、もともとゲストハウスなどの運営を行う自営業主を行っており、大学では応用化学科を専攻し、情報工学などプログラミングに関することはタッチしたことがありませんでした。
その後、IT 分野に興味があったので、1F8 に入社する前に Java の WEB アプリケーション開発の職業訓練校に 4 ヶ月間通った次第です。
入社してから 3 ヶ月間は派遣社員としてトレーニングプログラムを行い、その後正社員に切り替わった形となります。
トレーニングプログラムでは、動画教材で Javascript について学習しつつ、学習したことをLearnJSというブログにまとめましたので、ぜひご覧ください。
他には、git の使い方や VScode の使い方、CSS のフレームワークである Tailwind などについての学習を Github のイシュー(課題)を一つずつこなしながら、HP をレスポンシブ対応した形で作成するというところまでをトレーニングプログラムで履修しました。
この中でも特に、環境構築にはかなり手こずって時間がかかってしまいがちで、今でも上手く環境構築ができないことがあります。
もちろん、その都度自分でググってみたりするのですが、結局わからずじまいで時間だけ取られて解決できないという事があったので、そういう時は先輩に質問して画面を共有してもらいつつ教えてもらう事で、何とか乗り切ることができました。
テスト(QA)
こちらは QA(品質保証)という、いわゆるアプリケーションのテスト業務です。
弊社には開発中のアプリケーションがあるのですが、その新しく追加される機能にバグが無いか、デザインが崩れていないかなどのチェックをします。
また、バグを発見したときはスクリーンショットを取って報告し、それが修正された際には、修正されたことを再度確認して完了という流れです。
作業としてはそれほどプログラミングスキルを必要とするわけではありませんが、そもそもなんで QA を行うのか?どのように実施するか?ということを飲み込むのに時間がかかってしまうことがありました。
ただ、プログラミングスキルをあまり必要としないと行っても、アプリケーション開発の流れの中で QA は重要な業務ですので、その流れを経験できることはエンジニアとして必要なことであると感じております。
ビジネス全般
弊社は新しいスタートアップ企業ですので、業務は人事などの組織づくりからビジネスの調査など多岐に渡ります。
例えば、求人に関してハローワークへの問い合わせや、税理士とのやり取り、顧客との打ち合わせ、ビジネスアイデアの共有等々、基本的に会計以外についての業務に包括的に関われるので、やっていて非常に楽しいです。
また、ビジネスをゼロから作り上げることとそれに関われることがスタートアップの醍醐味で、私が自営業を行っていたときと同じようにチャレンジできることができ、IT 業界でもその自分の経験が活かされたことは良かったと思います。
フルリモートワークのメリット・デメリット
弊社はフルリモートワークで業務を行っており、この一年で一度も出社したことがありません。
そんな中で、フルリモートワークのメリット・デメリットについてシェアします。
フルリモートワークのメリット
フルリモートワークのメリットですが、もちろん通勤しなくていいので朝バタバタしなくていいのは大きいですね。
過去に新卒で働いた会社では、寝坊したときなどに布団から飛び上がって全速力で会社まで走り、その日中動悸がするなんてこともありましたが、フルリモートワークでは皆無です。
また、通勤のための時間というものが0なので、その分作業や勉強ができるのは非常に効率的で大きなメリットではないでしょうか?
フルリモートワークのデメリット
出社するスタイルの会社ですと、毎日10〜20人の人とは必ず会って業務に関する会話をしたり雑談をしたりするというのが一般的ですが、私の場合ですと基本的に家族としかコミュニケーションを取りません。
もちろんオンライン会議はありますが、そう頻繁にあるわけではないので、リフレッシュのために軽く雑談でもしたいなあという場合には、たまに気が滅入ってしまうことがあります。
(ただ、もちろん物事はトレードオフですので、私が過去働いた企業のように「ヒステリックに叫びながら怒鳴る上司」がいないことは精神衛生上すごく良いですね(笑))
そんな時は、10分ほど近くの公園を軽く散歩したり、コーヒーを淹れてリフレッシュしたりしています。
また、最近では植物がストレス解消に良いということを聞いて観葉植物を買ったのですが、まず緑が目に優しいですし、花も付けたりすることもあるので、そのちょっとした変化が好きで、今では野菜からハーブ、盆栽にまで手を広げてきてしまいました(笑)
それから、「誰かに会いたい」ということで、福岡市在住の私は、天神にあるエンジニアカフェのイベントに行くなどして、エンジニアの方と交流を図ってみたりしています。
1 年目の反省と 2 年目で達成したいこと
それでは最後に、1年目でよくやってしまった失敗に対する反省と、その改善点を含めて箇条書きでご紹介します。
- 新しい情報が入ってくるたびに、「これについて知りたいし、調べないといけない...」というものが Chrome のタブに溜まっていってしまい、作業に集中できない。
→ Chrome で開いているタブの数ほど、自分の脳のメモリが消費されている気がするので、マルチタスクになりがち。
あとから消化するリストに保存しておき、タブをできるだけ少なく保って、脳のメモリーが足りなくなるのを防ぐようにします。
- 知識をまとめるためにあっちこっちググってしまい、結局自分の頭の中でまとまらなくて、グダグダになり結局何回も調べ直さないといけないということになる。
ノートにまとめるとやたら長くなって、わかりにくい。
→ ツイッターを使って 140 文字で完結にまとめる。自分にもツイートを見てくれている人にも分かるようにするので、一度に二度美味しい。
- ある機能を実装しないといけない時に、これを使ったらいいのでは?という提案をいただいてそれを試していたのですが、かなり詰まってしまい時間を大幅にロスしたことがありました。
→ プログラミングの世界では、ある機能を実装しないといけなくなった時に、大抵は何個かある選択肢からパッケージ(既にその機能を作った人が配布しているもの)を選んだり、または自分でそれを作ったりということになってきます。
そんなとき、一つのパッケージが自分の使用する環境で合わないという場合も多々あるので、ある程度試してみてそれが動かなかったら固執せずに別の手段を試して、なるべく時間のロスが少ないように、ある程度の見切りをつけていくようにしたい。
- 開発を行っているとエラーが毎回起こるのですが、原因もあまり理解していないのにググって答えだけを探して、結局何もわからずじまいで時間だけロスする。
→ 答えを探すためにググるにではなく、まず英語で表記されるエラーを解読し、問題を特定するためにググる。
また、全体のうちでどこがエラーの原因となっているのかを特定するために、Console.log で原因を追求していく。エラーを理解することから始める。
- 朝からどれをやるべきか決定できず、作業のつまみ食いになり生産性が上がらない!
→ これは弊社の社長のアドバイスですが、朝、なるべく疲れていない状態でのコーディングがオススメ!
疲れていると頭が働かないので上手く実装することができないので、朝はコーディングやそれに付随する学習のための時間とし、昼にその他業務を行う。
まとめ
以上が、元自営業主未経験者がスタートアップ企業で 1 年間働いてみた感想になりますが、いかがだったでしょうか?
IT 業界にこれから挑戦する方や、私のような駆け出しエンジニアの方に少しでも参考になったり共感していただければ幸いです。
私も自分の開発スキルの低さに焦りを覚えつつも、2年目は1年目の反省を活かしつつ会社に貢献できるようがんばります!
また、弊社では私のように業界未経験の方を随時募集しておりますので、興味のある方はこちらの応募フォームからお気軽にお申し込みください。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。



